岡山の観光・地域情報サイト旅やか岡山。岡山のおすすめイベント情報や観光スポット・施設情報など地元ネタを中心とした岡山県への観光旅行のポータル情報サイト。

NEWS 岡山ニュース

岡山大学で池田家文庫「信長公記」の時代とデジタル古文書の世界 を公開講座を開催

記事:2024.9.17
岡山大学は、地域に根ざした学術文化の振興を目的に、池田家文庫に関する公開講座「池田家文庫『信長公記』の時代とデジタル化された古文書の世界」を開催します。この講座は、2024年11月14日(木)13:00〜16:30、岡山大学津島キャンパス内の創立五十周年記念館 金光ホールにて行われます。

池田家文庫は、備前池田家により襲蔵された約10万点に及ぶ貴重な古文書類から構成されています。これらの文書は、岡山大学附属図書館が所蔵しており、日本の歴史や文化を知る上で極めて重要な史料です。特に、戦国時代から江戸時代にかけての政治、文化、社会の動向を知る上で不可欠な内容が多数含まれています。

岡山大学では、これらの貴重な史料を次世代に伝えるため、池田家文庫のデジタル化プロジェクトを推進しています。国文学研究資料館との協力により、マイクロフィルム化された古文書をデジタルコンバートし、2024年に「国書データベース」を通じて一般公開が実現しました。この公開により、研究者のみならず一般市民もこれらの貴重な史料にアクセスしやすくなり、歴史的な理解が深まることが期待されます。

今回の公開講座では、池田家文庫に収蔵されている「信長公記」などの史料を中心に、その歴史的背景やデジタル化の意義について専門家が解説します。また、デジタル技術がいかに古文書の保存と活用に役立つか、具体的な事例を交えながら紹介します。


さらに、講座では「信長公記」の時代背景や、戦国時代における織田信長の業績についても深く掘り下げ、当時の社会情勢や政治動向について考察します。

この機会に、地域の皆様に古文書の持つ歴史的価値を理解いただき、未来へ継承していくための新しい手法について知っていただける場となることを目指しています。歴史や文化に興味をお持ちの方はもちろん、デジタル技術の活用に関心のある方もぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

池田家文庫「信長公記」の時代とデジタル化された古文書の世界 概要

日 時
 2024年11月14日(木)13:00~16:30(受付開始:12:00)
会 場
岡山大学創立五十周年記念館 金光ホール
 (〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス)
 ※駐車場は無し。公共機関を利用してください。
 ※オンライン配信は行いません
講師・演題
基調講演:「信長公記」の時代と池田氏 小和田 哲男 氏(静岡大学名誉教授)
講演:地域資料としての池田家文庫 小野田 伸 氏(前岡山シティミュージアム館長)
講演:古文書のデジタル化・データ公開とその活用 東野将伸 氏(岡山大学学術研究院社会文化科学学域准教授)
対象者
高校生・大学生および一般の方
定 員
250名(定員に達した場合は早期に受付を終了)
受講料
無料
申込み方法
要事前申込制(締切日:10月31日(木))
下記の岡山大学ホームページ「公開講座等案内」の申込みフォームから予約。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/society/koukaikouza.html#2024-1-55
※今年度から申込確認のメールが送信されません。
※キャンセルを希望の場合は、問い合わせ先へお申し込み時の「お名前」を連絡。
※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)

[ 執筆者 ]

chief editor:F.ISHIOKA

岡山の地域・観光メディアを複数立ち上げ、岡山ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が岡山での観光やお出かけをする際、「旅やか岡山」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

執筆者

chief editor:F.ISHIOKA

岡山の地域・観光メディアを複数立ち上げ、岡山ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が岡山での観光やお出かけをする際、「旅やか岡山」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。


PAGETOP