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備前焼ミュージアムから一新、世界と地域をつなぐ新たな芸術拠点「備前市美術館」が7月12日(土)リニューアルオープン

備前焼ミュージアムから一新、世界と地域をつなぐ新たな芸術拠点「備前市美術館」が7月12日(土)リニューアルオープン

記事:2025.6.20
長年にわたり市民や来訪者に親しまれてきた「備前市立備前焼ミュージアム」が、装いも新たに「備前市美術館」として生まれ変わり、2025年7月12日(土)、ついにグランドオープンを迎えます。
新たな美術館は、「世界の文化芸術との出合い」と「備前の現代陶芸の発信」という2つの柱を掲げ、国内外の芸術文化と地域の創造力が交差する場として始動。伝統と革新が共存する備前の地から、未来へ向けた芸術の息吹を発信します。

開館記念展として「ピカソの陶芸」「備前の現代陶芸」を同時開催します。


開館記念として、世界の巨匠と備前の名匠が共演

開館を飾る記念展では、20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソの陶芸作品を紹介する「ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―」と、人間国宝から気鋭の若手まで、備前焼作家37名による「備前の現代陶芸:至極の逸品」の2展を同時開催。自由で革新的な表現に挑んだピカソの陶芸と、伝統を礎にしながらも新たな表現を模索する備前焼作家たちの作品が、誕生したばかりの美術館に鮮やかな命を吹き込みます。

ピカソの陶芸 ―いろとかたちの冒険― 概要


絵画や彫刻で知られるパブロ・ピカソ(1881–1973)は、南フランスの自然と土に魅了され、70歳を過ぎてから陶芸に没頭し、3000点を超える作品を生み出しました。本展では、そんなピカソによる陶芸作品36点とリノカット作品2点を展示。
皿、水差し、花瓶、壺など、既存の枠にとらわれない造形や色使いが特徴で、ユーモアと遊び心あふれる作品群からは、創作への喜びと生命力が溢れ出します。自然と芸術が交差するピカソの世界観を体感できる貴重な機会です。
会期
2025年7月12日(土)〜9月28日(日)
会場
備前市美術館 2階 展示室2・3
観覧料
一般 1,000円/大学・専門・高校生 500円/中学生以下 無料
※同会期中、「開館記念展Ⅱ(前期)」の観覧も可。
※他の企画展も観覧可


備前の現代陶芸:至極の逸品 概要


約800年の歴史を誇る備前焼。その伝統を受け継ぎつつ、現代にふさわしい新たな美を追求する作家たちの代表作約80点を、前期・後期に分けて展示します。
出品作家には、藤原啓、山本陶秀、藤原雄、伊勢﨑淳といった人間国宝の巨匠たちから、現在活躍する中堅・若手作家までが名を連ね、備前焼の"今"を見つめ直す貴重な機会となります。伝統と革新が響き合う、唯一無二の陶芸世界を堪能ください。
会期
2025年7月12日(土)〜12月25日(木)
【前期】7月12日(土)〜9月28日(日)
【後期】10月11日(土)〜12月25日(木)
会場
備前市美術館 2階 展示室1
観覧料
前期:一般 1,000円/大学・専門・高校生 500円/中学生以下 無料
※「開館記念展Ⅰ」も同チケットで観覧可
後期:一般 500円/大学・専門・高校生 300円/中学生以下 無料
※他の企画展も観覧可


施設概要

施設名
備前市美術館(Bizen City Museum of Art)
所在地
〒705-0001 岡山県備前市伊部1659-6
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
※展示替えによる臨時休館あり
アクセス
JR赤穂線「伊部駅」より徒歩1分
ウェブサイト
https://bizen-moa.jp/
連絡先
電話番号:0869-64-1400
開館準備期間中は備前市文化芸術振興財団 事務局
※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)

[ 執筆者 ]

chief editor:F.ISHIOKA

岡山の地域・観光メディアを複数立ち上げ、岡山ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が岡山での観光やお出かけをする際、「旅やか岡山」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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