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岡山発―デニムファクトリーが挑む新たな世界―短編映画『BLUE ROSE』公開告知!

記事:2025.1.8
岡山県の誇りであるデニム産業を背景に、服飾デザイナー青木俊樹氏が初の監督・脚本を務めた短編映画『BLUE ROSE』が話題を呼んでいます。同映画の30秒告知映像が完成し、動画配信サイトYouTubeで初公開されました。さらに、2月15日(土)には倉敷アイビースクエアでプレミアム限定試写会が開催されることが決定しました。


デニムと映像が織りなす物語―『BLUE ROSE』とは?

本作『BLUE ROSE』は、青木被服株式会社が自社制作した短編映画です。同社は、60年にわたり岡山デニムを支え続けてきた老舗デニムファクトリー。その歴史と技術を映像作品に昇華し、「デニムも人生も時が価値となる」というメッセージを描いています。
デニムと同様に、人の人生も時間の積み重ねによって価値が生まれる――。皺や色落ちが味わいとなるジーンズの魅力を人生に重ね合わせ、映像を通じてこのテーマを伝えることを目指しています。


倉敷美観地区を舞台にした映像美

主演女優には福山市出身の町本絵里さんを起用。ヒロイン「木崎藍香」を演じ、兄弟の絆をテーマにした感動的な物語を紡ぎます。倉敷美観地区を中心に、大原美術館やcafe EL GRECO、倉敷アイビースクエアといった歴史ある名所を舞台に、倉敷ならではの美しい景観を映し出しています。

特に、倉敷アイビースクエアは泊まれる日本遺産としても知られており、映画の舞台となるシーンが多く登場します。また、cafe EL GRECOの登場シーンでは、大原美術館を訪れた後に一息つく特別な時間を感じることができ、観客に倉敷の魅力を存分に味わってもらえる内容になっています。


映画を彩る特別なアイテム―デニムローズ

劇中で重要な役割を果たすのが、青木被服製のデニム製薔薇「DENIM ROSE」です。ヒロイン藍香が倉敷で働く弟から手紙と共に贈られるこのデニムローズは、兄弟を再会へ導くキーアイテムとして物語に深みを与えています。

このデニムローズは、実際に青木被服が制作する商品であり、昨年のG7倉敷労働雇用大臣会合の際には各国の大臣への贈り物としても使用されました。映画の中では、このほかにも岡山産デニムを使用した衣装や小道具がふんだんに登場し、デニムファクトリーならではのこだわりが随所に見られます。

プロダクトに物語を宿らせる挑戦

映画制作に際し、青木俊樹氏は「単なるデニム製品ではなく、物語を通して意思が宿るプロダクトを届けたい」という思いを込めています。製品を手に取ったとき、その背景にあるストーリーを感じてもらうことで、通常の買い物では得られない価値を提供する――これこそが『BLUE ROSE』を制作した最大の目的です。

また、主演以外のキャストは全員、倉敷在住の市民や青木被服のスタッフが担当。リアルな地域の魅力を伝えるため、臨場感を重視したキャスティングが行われています。

プレミアム試写会詳細

2月15日(土)に倉敷アイビースクエア内の愛美赤煉瓦館で開催されるプレミアム試写会は、限定100名の完全予約制。チケットは映画で使用された「DENIM ROSE」付きで発売中です。当日は主演の町本絵里さんやキャストによるトークショーも予定されており、映画の世界観をより深く楽しむことができます。
試写会に参加すれば、岡山デニムと倉敷の美しい風景を舞台にした感動の物語をいち早く堪能できる絶好の機会となるでしょう。
『BLUE ROSE』は、デニムの持つ歴史と物語を映像という新たな形で発信する試みです。服飾デザイナーとして活躍してきた青木俊樹氏が初の監督・脚本に挑んだ本作は、デニムに対する新たな価値観を提案し、観客に深い感動を届けます。
倉敷の美しい街並みと岡山デニムが織りなす物語――その魅力をぜひスクリーンで体験してください。

「BLUE ROSE」 先着100名様限定プレミアム試写会 / 主演女優 町本絵里トークライブ 詳細

上映
BLUE ROSE
日時
2025年2月15日(土) 15:00 ~ 16:30 (開場:14:00~ )
会場
倉敷アイビースクエア内 愛美赤煉瓦館 (旧 児島虎次郎記念館)
住所
〒710-0054 岡山県倉敷市本町7-2
※掲載内容は、掲載時もしくは取材時の情報に基づいています。お出かけ・ご利用等の際には最新の情報をご確認下さい。(免責事項について)

[ 執筆者 ]

chief editor:F.ISHIOKA

岡山の地域・観光メディアを複数立ち上げ、岡山ナビゲーターとして活動しています。 読者の皆様が岡山での観光やお出かけをする際、「旅やか岡山」の情報を通じて幸せなひとときが創出できますように!と言う想いで日々執筆をしています。

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